スライド丸鋸のコード
修理したばかりなのに、スライド丸鋸が動かなくなった、との事。
「ちょっと見てくれやぁ」と言うので、ちょっと見たところ、
コードが途中で断線していた。
後で調べて判ったが、修理したというのは、メーカに出して、モーターとスイッチとカーボンを交換していた。修理終了後は普通に動いていたのだろう。
「すぐ直るのなら、直してくれや」と言うので、
「コードの交換は(コードの在庫が無いので今すぐには)出来ないけど、断線したところから切って、その分短くしてつなぎ直すのなら出来ますよ」
「おう、それでやってくれや」
という事で、お客さんの見ている前で修理。
ここまでばらさないと、中のコードが露出しない構造になっている。修理最中もお客さんはチョコチョコと手を出して手伝ってくれる。コードをつなぎ直して、カバーのネジを締めてる時に、お客さんの一言。
「電源入れてみるか?」
いやいやいや、作業中に電源なんて入れられても困るんですけど。
頭の中では
「チョト待ってチョト待ってお客さん?電源入れるてどーゆ事?」がリフレインされながら
「いや~、電源入れるのはもうちょっと後で」
「あ~そうだな。カーボンはまってないもんな」
という事で、事なきを得た。
修理終了後、動作確認もして、一件落着。