エアピンネイラの修理

高圧のピンネイラの修理です。

最近のエアの釘打ち機は高圧用というものが主流になりつつあります。

 圧力が２０気圧程度のエアを使用します。圧力が高いほうが、機械が小さくてすみます。重さにして４ｋｇだったのが２ｋｇぐらいになる。一日中手に持って作業することを考えると、１００ｇでも軽いほうがいい。

そして、ピンネイラとは、頭の部分がまったくない、その名の通り、ピン状の釘を打つ機械なのです。頭のない釘なんて利くのか？と最初は思いましたが、案外摩擦力だけで止まっています。強度のまったく必要ない、見た目重視の場所用、という需要は結構あるようです。

いくら釘の頭が見えなくても、打撃痕が大きく目立ってしまってはどうしようもありません。ですから、細～い釘の頭を、同じ大きさのこれまた細～いドライバ（金槌の頭に相当）で叩いてやるわけです。この部分だけは大きくできませんから、この機械のウィークポイントになってしまいました。どうしても壊れやすいのです。壊れてないように見えても、偏って磨り減ってたりすると、釘詰まりが起きやすくなります。

今回もこのドライバの交換です。正直言って、症状は分かり易いし、作業は難しくないので、即直して、即お客さんにお返し、としたいのですが、新品の部品待ちです。