氷上の格闘技
先日、浜松にある、氷上の格闘技センター(浜松スポーツセンター)に行ってきた。
戦う相手はリンク!
私はリンクに向かって、エルボースマッシュやらヒップドロップやらを2~3発食らわしてやった。
その最中に学習した事がある。それはゴリラの物まねがかなり有効だということだ。ゴリラがスケート靴を履いたら、こんな風な姿勢で滑るだろうなと言う姿勢が結構いい感じ。ひざは常に曲げておき、絶対に伸ばしきらない。骨盤のすぐ上辺りの背骨はやや反らし気味。お尻は後ろに突き出さず、上体は垂直にして、ゴリラである事を悟られないようにする。この姿勢で滑れば、リンクへの直接攻撃はかなり減らせる。
それにしても、氷の上をまるで滑るように滑っている人や、ガッガッガッと気合を入れて滑っている人はともかくとして、自分のように肩の力を抜いた感じで滑っているのに私を追い抜いていく人は何なんだろう?と思ってよく観察したら、それはスケート場の安全管理の一環である事が分かった。つまり、こういうことである。
私を追い抜いていくのは、たいていマイスケート靴を履いている。私は貸しスケート靴。貸しスケート靴を履くような素人は、安全上スピードが出ないように、エッジに何らかの細工が施されているに違いない。私のスケーティングがスピードが出ないのは、私の足前のせいではなく、靴のせいだったのである。そのお陰で私達は、安全にスケートが出来るのである。スケート場の配慮に感謝せねば。
ところで、格闘技の嫌いな息子は、スケートリンク上で雪だるまを作って遊んでいた。