町方同心になるには
町方の同心、いわゆる八丁堀になるにはどうしたらよいか。
今で言う公務員試験みたいのを受けて、とか、いやいや奉行所の与力さまの推薦がなければとか、そういう話ではなくて。
訳あって、「江戸時代の人に扮装」することになったのですが、町人でも職人でも虚無僧でも忍者でも、何に扮装するかはまったく自分の自由なのですが、なぜか「八丁堀」になることにしちゃいました。
まずネットで「同心」の衣装一式の値段を調べました。レンタルも購入も「たった一日の為に自腹」では、ちょっとお高かったので、「製作」することに即決定しました。
とりあえず大小の刀と十手。
材料費3点で「800円+家にあった材料」の割りには(遠目に見れば)なかなかのハイクオリティに一人でニヤニヤしてしまいます。
どうせならと、刀掛台も。こちらはやっつけで、段ボールむき出しのまま。いずれ漆塗りっぽく仕上げるとして、とりあえずはいい感じになりました。
衣装も同時進行でやってますが、こちらはかなり苦労しました。
冒頭のどうしたら八丁堀になれるのか、というのは、どこまでやれば同心に見えるのか、同心とただの着物着た人との違いはナンなのか、その分水嶺はなんなのか、ということです。
右往左往した顛末は次回に報告(予定)です。
「同心になる日」には、予備日がありません。屋外で雨天決行だそうです。私はともかく、「江戸時代の人」になる為、着物を着ることにした方や、よそ行きの羽織袴を使う方や、衣装を紙などで製作した方(そういえば私の刀も水には弱い)などは、どうするんでしょうか。人事ながら心配です。