イギリスのEU離脱
イギリスのEU離脱が決まったようだ。
イギリスは、議会制民主主義を採用しており、要は、私たちの代表を選んで、その代表が議会を開き政を決めていく、という事でしょう。
私達は日々の生活が忙しく、外交や経済や環境やエネルギー問題や社会福祉や教育や治安や諸々の問題について考える暇も頭もないので、あなたたち、私たちの代わりに勉強して、考え、議論して、政策を決定して、関連法を作り、役人に実行させてくださいね、という事ではないのですか。
それを放棄して、国民投票で決める事にしましただなんて、職務怠慢甚だしいと思う。議員全員、今までもらった歳費とあなたたちを選ぶ為の選挙に掛かった費用全額を国に返済すべきだ。
EUを離脱したいのは単にイギリス国民のエゴで、離脱をしたら周りの国にどれだけ迷惑が掛かるか、国民一人一人の損得でなく、イギリスという国家としてEの枠組みを維持する事が求められているが、そのような視点は、国民投票では反映されないだろう。イギリスがEUに留まったほうが「自分」にとって、損か得かによってのみで、離脱か否かが決められてしまっていいのだろうか。
私個人の考えとしては、今の移民や難民の問題の根幹にあるものは、元はと言えば、戦時中にイギリスが3枚舌を使って無責任な事をしたことがそもそもの発端ではないのではないか。イギリスよ、その後始末をきっちりつけてこなかったくせに、今また移民が多くて仕事がないからEU離脱とか、自分勝手もいい加減にしろ、と言いたい。
舛添都知事辞任
今日初めて「ますぞえ」を変換したのだけれど、どの字が正しいのかすぐ分からなかった。
そのぐらい私にとってどーでもいい話題ではある。
が、しかし、昨今の舛添辞任当然の風潮には一言申し上げたい。
まず私のスタンスであるが、私は都民ではない。だから、都知事が都の予算を懐に入れようが、道路整備や保育園に使おうが、私の懐には関係ないのである。
都民の中で解決すればいいと思う。そういう意味で、どーでもいい話題ではある、ということだ。
その上で一言申し上げたい事がある。
それは、あえて、舛添さんを続投させた方がいいんじゃないか、という事である。
私は別に舛添さんの肩を持っている訳ではない。都知事なんてどうせ誰がやっても変わり映えしないと思う。だったら数十億の選挙費用を使わずに、タダで働くと言っている舛添さんを都知事として雇い続けるのは、悪い選択ではないと思う。頭はいいんだろうし、今回の事で負い目もあり、都民の目もあるから、そこそこいい仕事をするんじゃないかと思う。
実は、舛添さんの続投を支持するのには、上記とは別の本当の理由がある。
それはどういうものかと言うと、舛添さんは「違法な事」はしていないという事だ。何度も言うが、私は舛添さんの肩は持っていないし、「違法な事」はしていなくても、「悪い事」「恥ずべき事」をしている(していた)事には間違いない。
ここで私が言いたいのは、「違法でないから」舛添さんは云々なのではなく、今回の事が「違法でない」となってしまう、政治資金規正法がまったくのザル法である事が問題なのだという事だ。このことに目をつむりたい自○党の人や議員の人などは、テレビの取材などではことさら、舛添さんの個人の資質を問う発言をしている。
そんな思惑をマスコミは知ってか知らずか、舛添擁護よりも舛添攻撃のほうが視聴率につながるので、個人の資質を問う内容の番組編成にしている。
街頭インタビューに答えて、「あんな人が都知事だなんて恥ずかしい辞めてもらいたい」「舛添さんに投票したのに裏切られた思いだ」とか、辞任の報道を受けて「もっと早くに辞任すれば良かったのに」とか答えている人たちは、視聴率を取りたいマスコミや政治資金規正法に触れないで今回の事を舛添さん個人の事として早く幕引きにしたい政治家の人たちの思惑にまんまと乗せられているちょっと残念な人たちにしか、私には映らない。
そして、私にはもっと大きな懸念がある。
それは、今回の一連の出来事が、3.11後のアメリカの様子に非常に似ている気がするのだ。
あの頃のアメリカは、100%の国民とマスコミが「テロは悪」「テロに立ち向かうアメリカは正義」と言う正義の旗の下「テロ組織を徹底的に叩き潰せ」「アメリカの強さを見せ付けろ」「復習をしろ」という負の側面を包み隠し、「テロが起きる根本の原因には経済格差の問題があり、その点ではアメリカにも悪いところがあった」などという意見は発言できない雰囲気があり、世論の圧倒的支持を受け戦争へと動いていった。
本来政治とは、世論の要求するとおりに事を運ぶべきものではなく、世論に抗してでもやるべき事をやらなくてはならないものだとおもうのだが。
今回の場合、最もやらなくてはならない事は、政治資金規正法に手を付ける事だったはずだ。そして、正義では無いかもしれないが政治的判断として、選挙費用を節約して舛添さんを続投させるとか、4年後の東京オリンピックと選挙が重ならないように辞任させる時期を調整するとか、あったはずだ。そのような発想を誰一人しなかったのは、全員が、世論に迎合するずるい政治家(政党)だったという事なのだろう。
都民も国民も、政治家の発言やマスコミの報道をもっと精査する目を待たないといけないし、そうしなければ、この国はおかしな方向に向かってしまう。
というか、すでに十分おかしな方向に向かっているが。
ドライバードリル
空回りをするというので、預かったが、ドライバードリルって負荷が掛かると空回りするように出来ているのですが。
いや、その空回りとは違う。とお客さんは言う。
ついでにゴムがめくれちゃってるから直してねと言うので、そちらは直しましたけれど、空回りについては、分からない。手で回してみたり負荷を掛けてみたりしたが、正常な感じがする。
仕方が無いのでそのまま、「空回りがする」とメーカーに投げてみた。
結果、ユニットごと交換してきた。症状を把握しての交換か、それとも、よく分からんけど全トッカエしとけば問題ないでしょ的な考えなのか?
とにかく、お客さんがこれでいいって言ってんだからこれでいいんだろう。
インパクトドライバー
時々動かなくなる、との事。
現場では動かないけど、お店に持って来ると動く、というのがやりづらい。
お店では動くので、どこが悪いのか分からない。
しかし今回は、お店でも、時々動かなくなった。
カーボンの接触が悪そうなので、調べてみたが、問題なかった。
カーボン周りに問題なく時々動かないならスイッチでしょうな。スイッチを新品に交換したら、調子よく動きました。
雨戸の鍵
雨戸の鍵が開かないので来てほしいとの依頼があった。
細かいことを言うようだが、鍵「かぎ」ではなく錠「じょう」ですな。
「鍵」=「キー」で、「錠」=「ロック」。
キーは施錠したらポケットに入れるほう。だから「鍵が開かない」のではなく「錠が開かない」が正しい。
しかしながら日常会話の中では、鍵も錠も「カギ」と言ってしまっているので、いちいち訂正する必要もないかもしれない。
とりあえずそのお宅におじゃまして、雨戸の錠を見せてもらう。
細かい事を言うようだが、それは錠でもなく、レバー式の「丸落し」でした。
基本的に「錠」は外から「鍵」で開施錠するもの。そのお宅の「雨戸の鍵」は外側からはその存在が見えなくて、内側からのみ操作する物でした。丸落しとか掛け金とかの部類ですな。
とはいえ、日常的には「鍵」も「錠」も「丸落し」も「掛け金」もみんな「カギ」と言ってしまっているので、いちいち訂正もしません。
で、先ほどレバー式の丸落しと書いたが、最初から丸落しだと分かった訳ではない。レバー部しか見えなくて、そのレバーが動かないのだ。これじゃ分からないので、そのお宅の別の場所の雨戸を見せてもらって、ジーックリ観察させてもらってやっとそれが丸落しだと分かった。
構造が分かったので、件の雨戸の鍵を壊さないようにこじ開けて、雨戸が動くようになった。
次にその鍵が修理可能か調べるわけだが、雨戸を取り外さないと鍵が取り外せない構造になっていた。
取り外してみると、案外簡単な構造。破損している箇所は無さそう。とりあえずCRCを噴いてみると意外なほど動きがスムーズになった。めでたし。
鍵を雨戸に取り付けて、雨戸をはめて、鍵の場所を微調整して、作業完了。
レバーの動きが超軽くなったので、そのお宅の方も喜んでくれて、めでたしめでたし。
バッテリー充電器
バッテリーの充電器が調子悪いと。
充電しようとしても、ちゃんと充電しないし、ガガガガガガーと音もするし。
問題を切り分けようか。
まず、ガガガガガガガガーッは、ファンモーターの音ですな。充電器に音のしそうな所は他に無いし。それはそれとして。
充電しないというのは?ためしに新品の電池を充電してみようか。電池を充電器に挿すと確かに、ガガガガガガガガガーッと。
しかも電池を挿したときの仕様でしょうか断続的に動作をするので、
ガガガガガッ。・・・・ガガガガガッ。・・・・ガガガガガッ。・・・・ガガガガガガッー。と、更に悲壮感が。。。
しかし電池は充電している模様。
お客さんのバッテリーの問題か。
とりあえず充電器を預かって、ファンモーターに油を注す。
すると音が、ヴノーーーーーーーーンの変わった。
あまりの変化に我ながらびっくり。更に新品の電池は最後まで充電したので、やはり客さんのバッテリーが寿命か?
メーカーの営業さんに、バッテリーをチェックしてもらうことに。
子供の夏休みの工作
息子2号の夏休みの工作
と言う名の、親の力作。
「磁石を動かして発電をする!」という息子2号様のアイデアを具現化。
試作機1号は電圧計の0.3Vのレンジで、針はピクリとも動かない。
試作機2号は約0.01Vの発電量。
試作機?号でLEDがチョットだけ光ったのは28日夜のこと。
(まだ漢字や計算や読書感想文の宿題が、母親が発狂するほど残っていますが)
今回、電磁誘導、自己誘導、LEDの特性など、いろんな事を勉強させていただきました、本当にありがとうございました。
こちらは息子1号の夏休みの工作
こちらは、「ほぼ」、息子1号本人による作品。
当初、「火力発電を作る!」「水を沸騰させてその蒸気で、モーターにつけた風車を回して発電する!」と言っていたが、いつの間にか「水車による水力発電」に変わっていた。実際に水をプシャーっとかけて、水車を回す。
こちらはさらに、「LEDが付くかもしれない」程度。
しかし、私の評価する、この作品の最もすごいところは、
水車を段ボールで作ってしまったところ。
丈夫で幅広のセロテープをべたべた張りまくり防水しているが、私が最初から監修?していれば、こんなことにはならなかった。せめてプラ板とかで作ることを提案していたのだが。
なんて考えるのは、大人のヤボというもの。大人の固い頭では「水車を段ボールで作る」なんて発想は、絶対に出来ない。
自分の頭が固定概念にとらわれていることを痛感した。
こちらも勉強させていただきました。ありがとうございました。
二人とも(+娘1号も)あとは、夏休みの宿題を思う存分やってくれ!
父は(世界陸上を見ながらだけど、)陰ながら応援しているよ。
チェーンソーが動かない
知り合いに貸したら、チェーンソーが動かなくなったと言って、持ち込んできた。
おそらく、吸気口の所をどうにかして、木屑が吸い込まれて、それで動かなくなったに違いない、まったく機械は人に貸せるもんじゃない。
とおっしゃっていたが、修理前のお客さんの、「故障原因予想」には絶対に耳を貸さない事にしている。
しかし実際、エンジンが掛からない。プラグは放電している事を確認した。排気管も詰まってない。吸気もしている。しかし、エンジンストップスイッチを、onにしてもoffにしても、スターターを引いた手ごたえに変わりが無い。チョークを引いても戻しても、アクセルを開けても閉めても、手ごたえに変わりが無い。本当にプラグは放電しているのか?再度確認したが、火花は出ている。
あと考えられる原因は?
火花は出ているのに、火花が出ていない時と変わらない...爆発が起きていない...ん?...え?
燃料タンクにたっぷり入っていたのは、潤滑オイルでした。
確かに、燃料とオイルのフタの形状も色も同じだし。「FUEL」「OIL」の表示だけでは年寄りには判らないわな。オイルもガソリンも「油」って言うし。これはメーカーの表示が悪い。うん。メーカーが悪い。
とにかくタンクのオイルをドバドバ捨てて、途中のパイプの中のオイルも追い出して、ガソリンをタンクに入れてジャバジャバして、ためしにスターター引いたら、ボボボッとなったので、組立。とりあえず、エンジンは回るようになりました。
まだアクセルを戻すと止まってしまうが、吸気フィルターのスポンジを交換しなければなので、スポンジが来てから、その辺の微調整。
第23回世界ジャンボリー
我家の娘が、山口県で行われる「第23回世界スカウトジャンボリー」に昨夜、出発しました。ヤレヤレ。
バス会社の運行管理(運転手の拘束時間?)の関係で、夜中の出発になりました。
ちなみに、世界ジャンボリーというのは、4年に一度開催される、ボーイスカウトの祭典です。
http://www.23wsj.jp/whatsjamboree.html
今回は、世界162の国と地域から、約3万人が参加して、2週間テント生活をしながら、世界の仲間と体験を共有します。
私が小学生の頃、朝霧で、第13回世界ジャンボリーが開かれました。(私が参加したわけではないけれど)同年代の人は、記憶にあるかも。
その世界ジャンボリーが44年ぶりに日本で開催されます。開会式は29日なので、ニュースなどに載ると思います。
昨日の我家の娘はと言うと、集合場所までの移動時間など考えて、21時には家を出なければ、と言う状況で、持っていく物が、あれが無いこれが無いと言い出したのが、17時!もっと早くに支度せんか!と怒られ、20時の時点で、まだザックの中身は空っぽ。父親と母親がせっせとザックに詰め込みました。その間も、それは壊れそうだから大事にだとか、荷物がいっぱいでザックに入りきらないから、これは持って行くのはやめようだとか言って、この期に及んでそんな事言ってる場合じゃないと怒られ、詰め終ってから、これで大丈夫か最後にチェックしろと言うと、チェック用紙はザックの中に仕舞われたと。もう一度ザックからチェック用紙を取り出しまた怒られと。
車に酔い易いのと相まって、集合場所に着く頃には、完全に涙目。
しかし一緒に行く仲間と会ってバスに乗る頃には、何故に?と思うほどニコニコ。
とにかく元気でいってらっしゃい。
自分も今回地区の役員として、ジャンボリー担当になっていて、地区外との連絡調整やら、壮行会や出発式の段取やら。
とにかく全員がバスに乗って出発したのを見届けて、ヤレヤレ。
今朝見たら、山口県は、雨の予想が雨が降ってなくて、よかった。これから2週間、山口県の天気予報とにらめっこの毎日になります。